貼りコケ

設計の真野です。

2月らしい底冷えのする気温になり風邪やインフルエンザが流行している様ですが、
二楽園スタッフは元気に現場で働いております。
これも日頃から外で頑張ってるからなのか?はたまた馬○だからなのか?
そんな事はともかく・・・
今回はコケの貼り直しのお仕事です。

以前からお世話になっているお客様が新年の初釜をされるのにお庭が荒れてしまったので
綺麗にしてほしい!との依頼です。
初釜と言うのは新年に行われる茶道のお茶会の事です。
造園業をやっていると、茶道と華道を学んでおかないと庭も作れない事になるので、こちらの
お客様からは色々な事を学ばせて頂きました。今までお会いした茶道の先生の中では、僕は
この方の説明が一番理にかなっているし、言動が一致して居られ凄いといつも驚嘆させられます。
肝心のお庭はこんな感じです。

作業前。

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奥にあるし折り戸と蹲の竹は竹屋さんが作って納品取付けしてくれるとの事なので、今回は竹屋さんにお任せしました。出来るんですけどね!

さて、、貼りコケと言っても単純にコケを貼るだけではありません。
今までこの庭で手のかかった事や、要望をお聞かせ頂いた上でプランを練ります。
その上で今回貼るコケの種類を決め、蹲の所の低木を決め、尚且つ雑草対策も考えての施工です。

まずは土のスキトリと整地をやります。

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単純にスキトリ整地と言っても完成を踏まえた上での整地ですから、石の雰囲気などを考慮した上で漉き取って行きます。

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石の表情は上から見た形だけではありませんからね。

そしてこのあと雑草対策を施した上で土壌改良をし貼りコケをします。
コケは色々な種類がありますが、その場所に応じたコケの選択と、そのコケに応じた土壌と目土の選択が重要になります。
丹精こめて丁寧に貼ります。

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完成です。

初釜の様子は解りませんが、長持ちして欲しいなぁ~~~!って心から思いました。

予断ですが・・・石ってやっぱり良いものですね。
石の窪みに水が溜まり、そのうちにコケが生す。それって風情だと感じます。

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加工された石では出ない味なのでしょうね。