子供達の為に!

設計の真野です。

うちの業務は造園土木なんですが、、色々な事を相談されるのも事実です。

基本的にやれる事はやって行こう!と言うスタイルでやっておりますので、顧客の方からは相談って言う形で様々な依頼があります。

そんな中で、もうかなり以前からお付き合いさせて頂いている保育園の園長様が居られます。この方とはもうかなり古いお付き合いをさせて頂いているのですが、この方のアイデアはとても面白く造園業なの?って事もさせて頂いてます。以前には・・・

園庭にトイレが欲しいんですよね~!って事で作ったのがコチラ!

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中には子供用の便器が付いてます。これは汚水の配管をどうするのか?って事で四苦八苦したのを覚えてます。そんな園長からの新しい相談がありました!

その相談と言うのは・・・

「真野さん!ピザの釜を自分で作ったんですがなかなか温度が上がらないんで、蓋を付けようと思うんですが、作れますか?」と言うものでした。

そのピザ釜がこちらです!

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確かにプロが積んだのとは違いますが、素人の方がここまで作るとは驚きですよね。周りのウッドも全て園長のハンドメイドです。

ただ問題はきっちりとしたアールでは無いので、鉄工所に発注するのに寸法やアールが指示出来ないんですよね。でも大体の完成図を手書きで描いて園長に見て貰います。

ピザ釜の蓋

笑わないでください!手描きでしかも現場で描いたものですから(笑)

大体の感じはこれで行きましょうと言う事でGOがかかりました。

さてさて、、まず鉄工所に渡す図面を描かないといけませんがアールが適当なので図面に図示出来ません。こんな時は実測です。現場で実際に型を取って実寸の物を鉄工所に持ち込み作成して貰いました。レンガが出来るだけ見えるようにとの事ですので、かぶりは10mm!!柱は敢えてウッドです!!!建込み中の写真がこちら!!!!

施工中

普通はレンガ積の本体にアンカーなどで固定させるのですが、強度的に不安が残るのでそれはやめましょうとの事。自立させないといけません。鉄板もかなり重いのでウッド柱の埋め込みは600mmとしています。

ついでに炭が落ちる所もモルタルで塗ります。で・・・完成!

完成

レンガに隙間があるのが功を奏して適度に熱が抜けて行く様です。300℃位は上がるみたいなので、耐熱塗料は600℃の物を使用しました。

早速フル活用されているみたいで、、園長自慢のピッツァ!園児たちも大喜びのご様子です!色々考えた甲斐がありました~!

ただこの園からはもうひとつの難問のご依頼が・・・

それはまた、、、完成したらアップさせて頂きますね。

設計の真野でした。

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