梅雨の中休みとは言え、急な猛暑! 皆様も体調管理は十分に!
そしてこの急な環境の変化は、人ばかりでなく植物にもダメージを与えます。
以前にもご紹介したホテル高層階のチャペルガーデン。
緑麗しい年中青い芝生に青い空、大阪湾が広がる眺望に色鮮やかな花のガーデン!
一ヶ月ほど前に植え替えた夏花壇も、花色賑やかに、順調に育っています。
ところが、先日の梅雨の大雨の後、急に気温が上昇した芝生地部分は緊急事態に。
屋上庭園ということもあり、土壌の厚さ、排水など、いくつかの条件がマイナスに働き、大量に水分を含んだ土が急に熱せられ、煮え煮えの状態になり、ターフ下層にダメージが出てしまいました。
「今年の夏は暑くなる・・・」確かに聞いていました。聞いていましたががこんな早くにくるとはぁ~ とは言え、対処しなければなりません。
蒸れの後の病気を防ぐ為の防菌防虫剤。耐暑性の液体肥料に活力剤の散布。
そして、見た目の芝の青さをキープする為の芝刈り高の調整。
今、出来うる限りの耐暑対処。しっかりと致しました。
年中青い洋芝の管理で一番気をつけなければならないのは夏の暑さ。
特に屋上緑化等で土壌厚の少ない環境では、34℃を越えると焼けが発生します。
冬芝に更新する秋の種まきまで、長くきびしい夏を何とか乗り切っていければと思います。