ようやく最高気温も30℃を切り暑さも治まってきました。
今回は、相楽園での松の手入れです。
ご紹介する案件、その多くが公共に偏っている為に、一般のお宅は請けてないの?と聞かれることもありますが、決してそんなことはございません。
私たちの活躍の場は、ざっくりですが2/3前後が民間です。 写真の都合などでご紹介が偏り気味ですが、出来るだけ広くお伝えしたいと思います。
お話を戻させて頂き 「相楽園」。
蘇鉄やつつじを思い浮かべる方も多いかとは思いますが、池周りには結構な松が存在します。
先日G7保健大臣サミットが神戸で開かれましたが、9月11日日曜には、この相楽園でお庭を眺めながらの昼食会が開かれていたそうです。
その相楽園の松のお手入れを、これも一社)神戸市造園協力会の会員で担っておりまして、この数日多くの会員が作業に入っておられました。
そして、もれなく弊社からもベテランを派遣! ・・・・・いました。
池向かいの所で頭を出しています。
国賓であれ一般の方であれ、神戸に来られるお客様をもてなす景観。 これを維持する大命題があるので、作業へのこだわりは高いものがありますが、おおよそ毎回同じ樹木を担当することで、枝振りの美しさをキープしています。
上部から基本手揉みで仕上げていきます。
足元は法もキツい場所でもあり、落下防止の安全対策もしっかりと。
写真の上部から仕上がってきています。
このくらいの松になると、丸一日掛かってしまいますが、樹勢を落とさないためにも、安易な挟み打ちは控えています。
主幹に位置をとり松葉に囲まれた中での作業。早送りで仕上がり迄の動きを見て頂きたいくらいです。
こういった技術は、ご紹介の公共ばかりでなく、一般のお宅でも実践していますので安心してお声掛け下さい。
この後 相楽園では、相楽市(あいたのしむいち)が開かれ、10月になれば菊花展も。
そして気温も下がれば紅葉も深まり、秋の景色に移り変わっていきます。 そんな景色も楽しみです。
公園であれ、一般のお宅のお庭であれ、今以上に技術を高めることで、広く支持して頂けるよう、研鑽していきたいと思います。