設計の牧野です。
某福祉施設の屋上階。
真夏という植物には最も気を遣う時期に、鉄板状態の屋上での作業という、植物にも人間にも過酷な現場でしたが、無事に終えることができました。
本来地面から離れているところへと植物を植えるのは、防水対策や躯体への植物の根の侵入の防止策、保水排水基盤や土壌の搬入と植物を植えるまでに大掛かりな作業を伴います。
また、地上階に比べ夏の暑さや冬の寒さ、常に吹いている風など植物には過酷な環境ですが、できるだけ強いものを選びながら季節ごとに表情を変えてくれる植栽を意識し、利用者の皆様の憩いの場となるよう心掛けました。
wrote by MAKINO