個人邸:外構植栽

設計の真野です。

寒くなりましたね!やっと冬が来たって感じです。
今回は新築の外構植栽工事です。
まずはご依頼を頂いて初めての下見を建築現場にてさせて頂きます。

服部邸 (1)

現在はお住まいになっていない実家だと言う事でした。
中に入っても生活観は無く荒れた感じです。

服部邸 (2)

ご自宅はセキスイハウス様でお建てになられるとの事。
まずは解体工事からなので、プランの提出には結構な余裕を頂きました。

余談ですがこちらの積水ハウスの営業担当の方。
「辛島様」と言う方なのですが、とてもお客様に対する思いの強い方で、この時に
初めてお会いした時も・・・
「○○様の為にお互い協力しあっていい物を作りましょうね!」って言われました。
僕は協力業者でも無いのに、この方って素晴らしい人だってその時痛感しました。
お客様の為に!業者同士がいがみあって居てはいい物なんて出来ませんから。

ただ、、このお宅。裏に大きな庭があるのですがお隣との土地の高低差が1200mmくらいあるんです。
その土留めが古い石積みの上に100mmのブロックを積んだものでした。
図面を見る限り、あとでコンクリートの擁壁にするのと今やるのでは手間(コスト)がかなり変わってきます。って事で建物解体→擁壁工事→基礎工事→棟上→外構植栽と
言う工程となりました。

肝心のプランですが、3パターン提出させて頂きました。
かなりお時間を頂けましたので!!

まずはオープン外構プラン!服部邸 (5)

植栽を入れると!

服部邸 (6)

そしてクローズドのプラン①!

服部邸 (7)

こちらも植栽を入れて見ます!

服部邸 (8)

お客様が来たときに前に停めて頂くパターンですね。

お客様のご意見を聞くためのたたき台の2プランなのですが、オープンは防犯上の理由で、クローズは庭がもっと欲しいし前の道路は私道なので駐車出来るからって理由で出したプランがこちらです!

服部邸 (9)

服部邸 (10)

ここは地域協定があってフェンスは中の見えるものでないといけないらしく、、
せっかくの大きな窓のある和室もそのままでは丸見えになってしまいます。
と、言う事を考慮しての植栽です。

まずは玄関のアプローチは大きくとって欲しいとのご要望でしたのでこんな感じに。

服部邸 (14)

服部邸 (15)

使いやすさ重視です。
そして和室前は道路からの視線を遮りつつ、和のテイストを入れていきます。

服部邸 (17)

最後に海に石を入れて完成です。

服部邸 (18)

ガレージ側からはこんな感じに!

服部邸 (16)

 

以上、植栽も終了です。
春が来て芽吹くのが楽しみですね。

服部邸 (13)

大変お世話になりました!

どんなお仕事でも一生懸命にやると気持ちのいいものです。
有難うございました!!

設計の真野でした!!

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